ちょっと言い換えるだけで、言葉は「上級魔法」になる~名古屋心療内科コラム

◆ たった一言の違いで、伝わり方は大きく変わる
言葉っておもしろいもので、
「いい」と言うのと
「すごくいい」と言うのでは、
受け取る側の心の動きがまったく違います。
同じように、
「ありがとう」と
「本当にありがとう」では、
温度も、深さも、届き方も変わってくる。
しゃべるカロリーはほとんど同じ。
でも相手へのインパクトは数倍になる。
ほんの少し言葉を足すだけで、
あなたの言葉は「上級魔法」になるんです。
◆ 追加のひと言が、人の心を動かす
心理学では、こうした言葉の工夫を
「強化表現」 といいます。
強化表現は、
相手の感情にダイレクトに働きかける力があって、
・承認
・好意
・感謝
が通常の数倍で届きます。
たとえば
「いいね」 → 「めちゃくちゃいいね!」
「助かったよ」 → 「本気で助かったよ!」
「ありがとう」 → 「心からありがとう」
このプラスのひと言があるだけで、
相手は「自分は大事にされてる」と感じやすくなる。
言葉はほんの少し変えただけで、
相手の脳が受け取る栄養価が一気に跳ね上がるんです。
◆ 言い換えの力は、関係性まで変える
強化表現を使うメリットは、
相手が喜ぶだけではありません。
あなた自身も「いい気分」になり、
そのポジティブな感情が会話全体に広がります。
心理学の感情の伝染という効果によって、
前向きな言葉は周囲の空気まで明るくしていきます。
つまり、
すこし言い換えるだけで、
人間関係を自然にあたためることができるのです。
◆ 言葉は贈り物
普段の何気ない会話も、
実は全部が相手に渡しているプレゼントみたいなものです。
- 「いい!」より「すごくいい!」
- 「ありがとう」より「本当にありがとう」
- 「助かった」より「すっごく助かったよ」
- 「楽しかったね」より「めちゃくちゃ楽しかったね」
すなわち、プレゼントに
「ほんの少しのリボン」をつけるだけで、
相手の心に残る特別な言葉になります。
◆ まとめ
このように今日だれかに伝える言葉を少し変えてみるだけでOKです。
言葉のパワーを強くするのに、努力はいりません。
ぜひぜひ、明日から実践してみてくださいね。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)




















