女性の月経は、昔は「50回」しかなかった!~名古屋心療内科マンガ



◆ 月経回数が“9倍”に増えた現代女性
昔の女性は妊娠や授乳の回数が多かったため、一生のうちで経験する月経の回数は たった50回程度 でした。
ところが現代女性は、少子化やライフスタイルの変化により、約450回 にも及ぶのです。
つまり、女性の体は歴史的に見ても「これまでにないほど多くの月経にさらされている」状態。
この違いこそが、現代女性が PMS(月経前症候群) や PMDD(月経前不快気分障害) に悩む人が増えている大きな要因だと考えられています。
◆ 自分を落ち着かせるための方法
では、どうすれば少しでも症状を和らげられるのでしょうか。
いろいろな方法がありますが、「マインドフルネス呼吸」がおすすめです。
「あ、これ自分不安定だな」
と思ったら、ゆっくり深呼吸をして、今の状況を客観的に把握することです。
「あ、少しイライラしてるな」
「ちょっと不安定だな」
など思うだけでも十分です。
気持ちが少しずつでも落ち着いてきます。
ただまぁ、はい。忘れてしまうんですけどね。大半が。
なので、常に、思い出すたびに呼吸練習をしておくのが重要です。
それによって何かあったときにすぐ実行することができます。
◆ 一人で抱え込まないように!
ただし、セルフケアだけで改善しようと無理をする必要はありません。
PMSやPMDDは「気のせい」ではなく、医学的にも認められた症状です。
つらさが強いときは、ためらわず産婦人科を受診してみてください。
薬やカウンセリングなど、あなたの症状に合ったサポートを受けることで、生活の質を大きく改善できる可能性があります。
もちろん心理的なフォローは心療内科でも可能ですので、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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