たった2分で寿命が延びる!?という話~名古屋心療内科コラム

座りっぱなしは「喫煙と同じ」!?という話。
現代人は仕事でも趣味でも、とにかく座りっぱなしの時間が長くなりがちです。
「長時間座ることは喫煙と同じくらい体に悪い」
とまで言われるほど、慢性的に座っていることは健康リスクを高めることが指摘されています。
いえもちろん、実際は喫煙の方がずっと健康に悪い習慣です。
しかし運動不足も、それに近いくらい、健康に悪影響がある、というわけです。
ユタ大学の衝撃的な研究
実はユタ大学が衝撃的な研究を発表しました。
研究によると、1時間にたった2分間、立ち上がって歩くだけで、3年間における死亡リスクが33%も低下する というのです。
120秒。ほんのわずかな時間です。
それだけの短い動作で、長時間座ることによるダメージを軽減できるという結果。
とても面白いと思うのですが、いかがでしょうか。
「2分ウォーク」の驚くべき効果
なぜこんな短時間でも効果が出るのか?
それは、軽く体を動かすことで血流が改善され、筋肉が余った糖分などをエネルギーとして使うからです。
血糖値や血圧の急上昇を防ぎ、体の代謝機能を守る。
これが長期的な死亡リスクの低下につながると考えられています。
つまり、「がっつり運動しなきゃ」と気負う必要はないのです。
ほんの2分、席を立って歩くだけ。
これだけで体は確実にプラスの影響を受けます。
今すぐできる実践法
この習慣を取り入れるのはとても簡単です。
- タイマーを1時間ごとにセットして立ち上がる
- トイレに行くついでに廊下を往復する
- コーヒーを淹れに行くタイミングで2分間だけ歩く
- ストレッチやスクワットを軽く取り入れてもOK
などのレベルでもぜんぜんOKです。
「ジムに通う時間がない」「運動は苦手」という人でも、これならハードルが低く続けやすいのではないでしょうか。
特にトイレはアリです。
ちなみに自分自身はスタンディングデスクを使っていますので、基本立っています。
さらにウォーキングマシンやスクワットを使いつつ仕事をしています。
もちろんこのレベルをすぐにやれ!というのはハードだと思いますので、とりあえず「一時間に一回くらいは立って軽く場所移動してみよう」と思う程度で構いません。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)