「ちょっとだけ」が集中力を消し去る、という話~名古屋心療内科コラム
「通知が来たからちょっと確認するだけ」
「息抜きにSNSを少しだけ」
「ちょっとマンガ読もう」
そんな風に、仕事や勉強をしているときに、少しだけ他のことをしたくなるこ ...
狭い世界にいると苦しむよ、という話~名古屋心療内科コラム
インドにこんな寓話があります。
ある師が弟子に塩をひとつかみ渡し、言いました。
「これをコップいっぱいの水に入れて飲んでみなさい」
弟子は飲んでみて、あまりのしょっぱさに顔を ...
自分への手紙がオススメという話~名古屋心療内科マンガコラム
「自分で自分をくすぐっても何も感じない」。
これは誰もが知っている事実です。
ところが、心理学者 サラ・ブレイクモア の実験では、面白いことがわかりました。
彼女は ...
考えるほど後悔しやすくなる!という話~名古屋心療内科コラム
「大事な判断はしっかり考えてから」
多くの人がそう信じています。
仕事でも、人生でも、「時間をかけてじっくり考えれば間違いは減る」と思いがちですよね。
ところが、オラン ...
演技で気持ちが変わる、という話~名古屋心療内科コラム
「心が顔に出る」とよく言います。
しかし、実はその逆も真実です。
心理学の研究でも、表情や姿勢といった身体の動きが、心の状態を左右する ことが明らかになっています。
たとえば、 ...
女性の月経は、昔は「50回」しかなかった!~名古屋心療内科マンガ
昔の女性は妊娠や授乳の回数が多かったため、一生のうちで経験する月経の回数は たった50回程度 でした。
ところが現代女性は、少子化やライフスタイルの変化により、約450回 にも及ぶ
「自分磨き」をして時間をムダにするなという話~名古屋心療内科コラム
モテたい、出会いを作りたい、婚活をしたい。
多くの人に、そんな欲求があるかと思います。
当然です。
しかしそのために、よくヨガに行く、ジムに通う、資格を取るなどの「自分磨き」から始 ...
起床したら早めに頑張るのが一番トク、という話。~名古屋心療内科コラム
アメリカ国立睡眠財団の研究によれば、人間が高い集中力を発揮できるのは、起床してからおよそ12時間まで とされています。
たとえば朝7時に起きた場合、夜7時が「脳のピークの終わり」です。
「夜 ...
苦しみや悲しみがある方が幸せ、という話~名古屋心療内科マンガコラム
「幸せになるにはポジティブに生きること」──よく聞くフレーズです。
しかし心理学の研究によると、実際にはそれだけが真実ではありません。
心理学者 ジョルディ・クオイドバック の研究に ...
音楽を聴きながらの作業は「逆効果」!という話~名古屋心療内科コラム
あなたは勉強や一人で仕事をしているときに、音楽を聴きますか?
まぁ、実際、多くの人が「音楽を聴きながらのほうが集中できる」と信じています。
好きな曲をかけて気分を上げ
恐怖だけでは続かないので喜びを見つけるべき、という話~名古屋心療内科コラム
私たちの脳の中には、扁桃体(へんとうたい) と呼ばれる感情の中枢があります。
誰かに怖がらされたり、危険を想像したりすると、扁桃体が活性化し、身体は「生物学的脅威」に直面したときのように素早く反応しま ...
たった2分で寿命が延びる!?という話~名古屋心療内科コラム
現代人は仕事でも趣味でも、とにかく座りっぱなしの時間が長くなりがちです。
「長時間座ることは喫煙と同じくらい体に悪い」
とまで言われるほど、慢性的に座っていることは健康リスクを ...
「デブ予防には噛む回数こそが最重要」という話~名古屋心療内科コラム
「早食いの人は太りやすい」──これは昔から言われていることです。
しかし実は、研究データでも裏付けられています。
岡山大学の研究では、「ゆっくり食べる人」に比べて「早食いの ...
お腹の脂肪で認知症リスク3倍!という衝撃データ~名古屋心療内科コラム
「お腹の脂肪が多いと、認知症になる率が3倍になる」──そんな衝撃的な研究結果があります。
この調査は、1964年から1973年の間に行われました。対象は40〜45歳の男女6000人以上。
「やることリスト」より「やらないことリスト」が重要という話。~名古屋心療内科コラム
多くの人は「やることリスト(To Doリスト)」を作っています。
宿題をやる日記を書く
あの人に電話をする
買い物に行く
こうして「今日やるべき ...
人間が集中できる時間は8秒しかない、という話~名古屋心療内科コラム
カナダの研究チームが行った調査によると、人間が一つのことに注意を向け続けられる平均時間は、わずか8秒 しかないことが分かりました。
この研究では112人の脳活動を詳細に計測。
その結果、驚くべき短 ...
