やる気が湧かないときは「自分にお願い」するといいという話~名古屋心療内科マンガ

どうしてもやる気が湧かない時ってありますよね。
今回はそんな時に、一瞬でやる気をアップさせ、行動させる方法を教えましょう。
それこそが、「自分にお願い」すること。
たとえば「仕事しなきゃ」「運動しなきゃ」と思っていたとします。
でもこの時、「自分一人」だからこそ、「まぁ、やらなくていいや」「サボってもいいや」「面倒くさい」と思ってしまうのです。
ここであなたが、あなたに、「お願い」してみましょう。
自分で自分、ではありますが、これによって「誰かに頼まれている」という状況を作ることができます。
実は人間は社会的な生物ゆえに、「他人との関係を悪くしたくない」という本能があります。
そのため、誰かに何かを頼まれると、ついついOKしないと…と思ってしまうもの。
それを断ることに、抵抗が生じるものなのです。
いえもちろん、全員が全員、OKするわけではありません。
しかし誰の心にも「断りたくない」「できればOKしてあげたい」という心理が隠れているのです。
たとえば「募金してください!」と百人に声をかけたら、全員はOKしてくれないと思いますが、一部は「まぁ…」とOKしてくれる人はいますよね。
よってあなたも、ぜひ自分に「お願い」してみること。
すると
「ま、まぁ…。やってあげるか…」
と思えて、仕事や運動や勉強に取り掛かりやすくなります。
特に「他人からのお願い」にたいしては「コントロールされてたまるか」という抵抗も同時に発生してしまいますが、
自分自身ゆえに、その抵抗も生じづらくなります。
よって、いい意味で「お願い」が機能して、行動しやすくなるのです。
小さな言い換えですが、それだけであなたの行動は大きく変わります。
ぜひぜひ試してみてくださいね。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)