「指一本」で偉大な行動ができる、という話。名古屋心療内科コラム

「千里の道も一歩から」
という言葉があります。どんなに長い道のりも、たった一歩から始めよう、という言葉です。
これ、知っている人は多々いても、毎日のように意識している人はマレではないでしょうか。
しかし実際、成功している人ほど、この言葉を理解して、日々実践しています。
どんな偉業に見えることでも、毎日、少しずつやることを積み重ねているからこそ可能なのです。
アメリカの有名な作家に「スティーブン・キング」という人物がおり、一生で50冊以上の小説を書いた非常に多作な人物なのですが、彼は
「毎日、文章を2000単語だけ書こう」
と決めており、それをただただ実行していたとされています。
どんなに調子が悪くても、気分が乗らなくても、どんな事情があっても、「それはそれとして」原稿を書き続けたそうです。
これが名作家が名作家たるゆえんだと思います。
もちろん2000単語が多いか少ないかは人によるかと思いますが、たとえそれが「1単語」だけだとしても、毎日書くことができる人は、遅かれ早かれ、大成するのではないでしょうか。
そして実際、もし「動くこと」すらもダルく感じるのなら、とにかく「指一本」でいいから動かそうとしてみること。
ピクッと動かすだけでも、そこから気持ちが持ち上がり「やるか…」と行動しやすくなります。
逆に心の中だけで「やりたい、いやしかし…」なんて考えているだけでは、いつまでたっても動けないままです。
指一本。
本当にそれだけで、大きな成果のキッカケになります。
ぜひぜひ覚えておきましょう。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)