集中のためには「過去の記録」をしろ!~名古屋心療内科コラム

全国100億人の「集中力がない」ということで困ってるみなさん、こんばんは。ゆうきゆうです。

さてみなさんは、どんなに「頑張るぞ!」「今日は色々やるぞ!」と決意しても、気づくと時間がダラダラ過ぎてしまって何もできなかった……ということはありますでしょうか?

自分はあります。もう何度となくあります。

そんな自分ですが、色々な集中力の本やアプリなどをめっっっっちゃ試しまくることによって、かなり良いと思われる方法にたどりついているので、今回はそれを紹介します。

まずは、とにかく「定期的にアラームを鳴らす」ことです。

定期的に自分自身に「意識」を持たせてください。

こうしないと、気づくと時間が過ぎていきます。

時間は10分単位くらいが一番ちょうどいい気がします。
それよりも短くても回数が増えて面倒ですし、それより長くてもややダレてしまうリスクがあります。

とはいえ、これは色々と試してやりやすい時間で構いません。

そしてそのアラームですが、「ただ定期的に鳴る」だけでなく「止めるまでしつこく鳴る」形にした方がいいと思います。

なぜなら定期的だと、慣れてしまって気付かないことも多々あったり、または環境音みたいに感じられてしまうからです。

目覚まし時計のように、止めるまで止まらない、という、強引に意識を持ってくるレベルのものにしてください。

自分はApple Watchの「周期タイマー」というものを使っています。

もちろんアラームは「バイブレーション」でもOKです。さすがに周囲の人がいるのにジリンジリン鳴るのもアレですし。
自分さえ気づけばOKです。

そしてここからが重要なのですが、鳴るたびに「そこまでの10分間(もちろん30分でアラームを鳴らすなら30分間など)で、どれだけ頑張ったか」を記録していくことです。

記録のしかたは、たとえば「10点満点」などでもいいですし、または「★★★」みたいな★の数で書いてもいいでしょう。
全力集中★★★
まぁまぁ集中★★
少しだけやった★
何もしなかった 記入なし
という感じで記録しています。

この記録、メモ帳などアナログでもいいですし、それこそ行動記録みたいなアプリを使ってもOKです(たくさんあります)。
自分はaTimeLoggerというものを使っています。(プッシュひとつで行動記録が取れるので便利です)

この方法のスゴイ点は、「未来に今の自分をチェックされてしまう」という意識を常にもたせる点にあります。
未来のチェックにおいてウソはつけませんので、結果、より頑張るようになります。

逆に「今から集中するぞ!」とか「これから30分は頑張るぞ!」なんて心がけても、断言してもいい、絶対に忘れます。
その宣言や意識は、一瞬で薄れていきます。

重要なのは、今なんて言おうが関係なく、ダイレクトな「行動」だけが、淡々と未来に行動されていくこと。
どんな思いより大切なのは「行動」なのです。

逆に言えば、一切決意とかいらないので、ただ淡々と今行動する方がずっと重要なのです。

今回の内容、ぜひぜひ覚えておいていただければ幸いです。

何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

名古屋院開院
官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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