募金をすると幸せになれる!~名古屋心療内科コラム

コンビニには色々な商品があります。

しかしもっともコスパがいい買い物は、ズバリ「募金」。

たった一円でも、気分がハネ上がります。
なぜなら人間にとって「誰かのために何かをする」というのは、ものすごい幸福につながるからです。

これをアドラー心理学では「他者貢献」と言います。

いえ、実際、たとえ募金や寄付でなくても、「買い物」をするだけでも、商品を作った人やコンビニにもお金が渡っていくわけで、それももちろん他者貢献ではあります。

ただ商品の「対価」になるので、そこまでその喜びを感じられるものではありません。

しかし寄付はダイレクトに見返りがない「支払い」なので、「相手のためになった!」という喜びを強く感じるわけです。

もちろん金額が高いほど貢献度合いは高くなるでしょうが、逆にハードルが高くなりすぎてもやりづらくなりますので、究極、一円でも十円でも構わないと考えています。

それであっても、国民の多くが行えば、大金になっていくでしょうから。

そのため「一円であっても、自分の喜びのために寄付しよう!」という運動を提唱したいくらいです。

それこそが自分のメンタルヘルス上でもいいことなのですね。

もちろん寄付でなくても、それこそ人にたいして「ありがとう!」とお礼を言うとか、少しでも「ほめてあげる」というのは有効な手段。

他人が喜ぶ姿を見ることが幸せにつながります。

大切なのは「見返りのない行為」。
それは最終的に自分の幸せという見返りにつながっていきます。

まず自分から行動することが、人生を少しずつ変えていくんですよ。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)