ネガティブな友達は最悪!名古屋心療内科コラム

愛知医科大学で行われた調査では、

「ネガティブな友達といる」ことは、「友達がいない状況」より、よっぽど気持ちが落ち込む

ということが判明しています。

実際この話、「あぁ、思い当たる…」という人、多いのではないでしょうか。

ネガティブな友達や家族とずっといっしょにいるのは、とても大変なことです。
「聞いてよ、こんなひどいことがあってさぁ」
「オレもう、人生終わりかも…」
そんな話をずっと聞かされてしまうことで、こちらの気持ちも落ち込んでしまうことがあります。

それであれば、一人で過ごして、何か好きなことをしたり、好きな本などを読んでいる方が、ずっとラクだし楽しい、ということも多いかと思います。

実際に心理学では「孤独」は最大のストレスといいますが、ネガティブな友人といることは、それ以上のストレスになることもありえるわけですね。

とはいっても、だからといって、ネガティブな友人の存在が悪い、というわけではありません。
ネガティブな人も、常にネガティブというわけではなく、一緒にいて楽しい時間だってあるでしょう。
また逆に「常にポジティブな人」だっているわけはありません。みんな、多かれ少なかれ、色々な面を持っているのです。

そういう意味で、どんな人でも、友人として付き合うことは、すごく意味のあることだと思っています。

ただもし、「なんか一緒にいると落ち込む」「楽しくないし、疲れてしまう…」ということが多い友人がいるなら、ちょっとだけ距離を取るのも一つの手だよ、ということを知っておくといいかもしれません。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

(完)