彼女と背中に文字を書くゲームをして、「だいすき」って書かれるのかなって期待していたら、なんか違った彼氏。~名古屋心療内科マンガ

今回の「くちくさい」は別として、
そもそも仕事やプライベートで、「これ、ちょっと言いにくいことだな…」
「角が立たないように伝えたいけれど、どうすれば良いでしょうか?」
と悩むことはありませんでしょうか。

特に、相手の改善点や、少し伝えづらいご要望のお断りをしなければならない時。
直接伝えると、人間関係がギクシャクしてしまいそうで、気が重くなりますよね。

そこで今回は、心理学的な観点からも非常に役立つ、超便利な伝え方のテクニックをご紹介します。その名も

「 マイフレンド・ジョン(第三者の視点)テクニック」

です。

「マイフレンド・ジョン」と聞くと、少しユニークな印象があるかもしれません。

しかしこれは簡単に言えば「第三者の言葉を借りて伝える」手法のことです。

伝えたいメッセージを、あたかも「ジョン(架空の友人)」や「尊敬する誰か」が言ったかのように引用して伝えることで、コミュニケーションが驚くほどスムーズになるのですね。

では、なぜ「ジョン」の言葉は心に響くのでしょうか?
人間は、親しい人から直接指摘されると、「なぜ自分だけ言われるのだろう」と、どうしても感情的な抵抗を感じてしまう傾向があります。

しかし、自分と直接関係のない第三者の言葉として聞くと、受け取り方が変わるのです。
では具体的にどう使ったらいいのでしょうか?

たとえば、新しい習慣や改善を穏やかに促したい時。

直接的な伝え方だと 「毎日〇〇をしなければ、成功できませんよ。」

しかし間接的な伝え方だと、こんな言い方があります。

「最近拝見した有名な経営者の方のインタビューで、成功されている方々のほとんどが、朝の30分を内省の時間に充てているというお話がありました。私たちも少し取り入れてみてはいかがでしょうか?」

コツは「具体的に、楽しそうに」話すこと。
このテクニックを使う上で大切なのは、「あたかも最近耳にした面白いエピソード」のように伝えること。

主役はあくまでも「ジョン」や「過去の経験談」のエピソードです。
私たちは、それを相手にご紹介してさしあげるような感覚で話せば、失礼なくメッセージを伝えることができるでしょう。

伝えにくいことも、ジョンに代弁してもらえば、不思議と相手の心にスッと入っていくはずです。ぜひぜひ覚えておいてくださいね。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

名古屋
官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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