キャバクラで繰り広げられる攻防。~名古屋心療内科マンガ

◆ 「かわいい子には旅をさせよ」の真意は? 挑戦心を育む失敗の心理学

子供の幸せを願わない親はいません。
しかし、その「願い」が行き過ぎて、かえって子供の成長の芽を摘んでしまってはいないでしょうか。

「かわいい子には旅をさせよ」ということわざは、単なる古い教訓ではありません。
そこには、子供の能力を最大限に引き出し、社会で強く生き抜く力を育むための、深い心理学的要素が隠されています。

なぜ、わが子をかわいがるほどに、あえて厳しい試練を与えるべきなのでしょうか?

今回は、この言葉の真の意味と、現代の子育てへの応用について解説します。


◆ 昔の「旅」は、成長を決定づける命がけの試練

このことわざが生まれた時代、旅は文字通り危険と隣り合わせでした。
盗賊、病、飢え。一歩外に出れば、命の保証はない時代です。

その「命がけの旅」を、最も愛する我が子にこそ経験させよ、というのがこの言葉の根幹です。

それは、子供の成長を信じ、過保護によってその可能性を閉ざすことを嫌った、強い親心から来ています。

旅で困難に直面し、それを自力で乗り越える。

その経験こそが、どんな学問よりも、何を与えるよりも、子供の「生きる力」を養う最良の方法だと知っていたからです。

◆ 「蝶よ花よ」の過保護が奪うもの

現代において、リアルに子供を一人旅に出したり、危険にさらしたりする必要はありません。
しかし、この教訓は現代の「過保護」の問題に置き換えられます。

親が先回りして危険や困難を全て取り除いてしまうと、子供は「自分で解決できた」という成功体験を得られません。

心理学でいう「自己効力感(やればできる、という感覚)」は、小さな成功体験の積み重ねで育まれます。

過保護は、この自己効力感を育む機会を奪ってしまうのです。

もし、子供がやりたいことや興味があることに対し、「危ないから」「失敗したらどうするの」と親がブレーキをかけ続けると、子供は無意識のうちに「自分は無力だ」「挑戦は危険だ」というメッセージを受け取ってしまいかねません。

◆ 失敗を恐れずに「好きなこと」にチャレンジさせる

現代の「旅」とは、子供が自発的に選んだ「チャレンジ」です。

それは、習い事でも、趣味でも、学校の行事でも構いません。
重要なのは、それが「失敗を恐れず」に「好きなこと」を思い切りやってみる経験である、ということです。

子供は失敗から、予想外の対処法や、諦めない力を学びます。

親の役割は、その挑戦を支える「安全基地」になることです。

◆ まとめ

「かわいい子には旅をさせよ」は、挑戦と失敗を通して子供の力を信じるメッセージです。

  • 真の意味は、困難を乗り越える力をわが子にこそ身につけさせる、という強い親心にある。
  • 現代では、リアルな危険よりも、過度な保護が子供の成長を妨げる最大の敵となる。
  • やりたいことには失敗を恐れずチャレンジさせること。それが自己効力感を育む。
  • 親は、子供が自ら選んだ「旅」(挑戦)を応援し、失敗しても受け入れる「安全基地」となろう。

今日の子供の「やってみたい」という気持ちをどうか大切にしてあげてください。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。 (完)

名古屋
官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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