不眠のため「羊を数えると眠れる」というアドバイスを実行しようとしたけど、思春期すぎるせいでかえって眠れなくなった青年。~名古屋心療内科マンガ

◆ 不眠のときに「羊を数える」理由
眠れない夜に「羊が1匹、羊が2匹……」と数える。
誰もが一度は耳にしたことがある有名な入眠テクニックです。
でも、
「なぜ羊なの? 他の動物じゃダメなの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
実はこの答え、すごくシンプル。
sheep(羊)と sleep(眠り)が似ているから。
そう、英語のダジャレなんです。
語呂がいいから広まったという、とてもユルい由来。
とはいえ、こんな軽い出発点でも、羊を数える行為自体には心理学的な意味があります。
◆ 「眠れない…」という意識が強すぎると、逆に眠れなくなる
眠れないとき、私たちはついこう思い始めます。
「早く寝なきゃ」
「明日つらくなる」
「なんで寝れないんだろう…」
すると脳は「寝られないこと」に意識を集中させてしまい、
焦りや緊張が高まります。
つまり、
「寝たい」という思いが強すぎると、寝られなくなる
という逆説的な状態になるのです。
◆ 羊を数えるのは「意識の逃がしどころ」
ではなぜ数を数えると眠りやすくなるのか?
それは、
「眠ろうとする意識」から注意をそっとそらす効果があるから。
単調で、深く考えなくてもよくて、
だけど少しだけ頭を使う作業。
この「軽い集中」が、
脳の緊張をほどよく散らし、
自然と眠気が戻る余白をつくってくれます。
羊じゃなくてもいいんです。
- 数をゆっくりカウントする
- 日本の都道府県を順番に思い出す
こうした作業はすべて、
「眠らなきゃ」というプレッシャーを弱める働きがあります。
◆ まとめ:大事なのは「焦らない」こと
入眠のコツは、本当にこれに尽きます。
焦らない。
結果を急がない。
「寝なきゃ」と自分を追い込まない。
眠りは、つかまえに行くものではなく、
こちらの力を抜いたときにふわっと訪れるものです。
だからこそ、
羊でも、数でも、県名でも、
「別のことを、ゆっくり考える」行為が役に立つのです。
(オマケ)

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)




















