イライラした部長にお茶をいれてくれたと思ったら違った秘書~名古屋心療内科マンガ

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イライラしたときほど「何かを見る」だけで落ち着く理由
仕事中、集中力が切れたり、理由もなくイライラしてくる瞬間は誰にでもあります。
そんなとき、つい感情的な言葉が出たり、判断を誤ったりしがちです。
実は心理学的には、こうした状態のときほど
「考える」よりも先に視線をどう使うかが重要だと分かっています。
◆ 集中力が落ちたとき、脳では何が起きているか
イライラしているときや疲れているとき、
私たちの注意はあちこちに散りやすくなっています。
・頭の中がごちゃごちゃする
・周囲の音や動きが気になる
・些細なことで腹が立つ
これは脳が「今ここ」に留まれなくなっている状態です。
◆ 「一点凝視法」というシンプルな方法
心理学やリラクセーションの分野では、
意識的に一点を見つめることで注意を安定させる方法が知られています。
これは一般に「一点凝視法」と呼ばれ、
視線をひとつの対象に集中させることで、
・思考の暴走を止める
・感情の高ぶりを鎮める
・集中力を取り戻す
といった効果が期待できます。
◆ ティーカップでも、十分意味がある
見つめる対象は、特別なものである必要はありません。
このマンガのように、
机の上のティーカップでも、書類の端でも、窓の外の一点でも構いません。
「何かをじっと見る」
それだけで、脳は少しずつ落ち着きを取り戻します。
◆ 深呼吸を組み合わせると、さらに効果的
一点を見つめながら、
ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐く。
この動作を数回繰り返すだけで、
体と心の緊張は自然と下がっていきます。
視線と呼吸を同時に整えることで、
感情に振り回されにくい状態を作ることができます。
◆ ただし「伝え方」には注意が必要
とはいえ、この秘書さんの言い方で、
この上司が素直に実践できるかというと…正直、難しそうです。
どんなに正しい方法でも、
・命令口調
・相手を評価するような言い方
・上から目線
では、逆に反発を招いてしまいます。
落ち着いてほしいときほど、
伝え方には工夫が必要なのです。
何にせよ、今回の知識が、
人間関係や職場の空気を少しでも平和にすることに役立てば幸いです。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)




















