ADHDに向く職業、向かない職業!名古屋心療内科マンガ

ADHDの方には、さまざまなデメリットもありますが、同時にウラを返せばたくさんの「メリット」もあります。

たとえば「飽きっぽさ」によって、逆に好奇心をもって新たな趣味を次から次へと開拓していく可能性もあります。

そもそもADHDという概念ができたのは20世紀末。
それまで、その特徴が話題になることも大してありませんでした。

もともとはただの「個々人の性格の差」だったものが、ここにきて病気として扱われはじめてきたのです。

ですので
「自分にもADHD傾向があるのでは?」
と心配される方は多いのですが、その場合に、
「何とかしてそれを治そう」
とするよりも、
「どうしたらそれを利用して、生活がよりうまく行く方向にならないか!?」
ということを考えてみて、色々と工夫してみるのが重要ではないかと思っています。

特にマンガの中であげたような「向いている職業」についてみるのも一案です。

もし今ついている仕事がそうではないのなら、副業としてやってみる、というのもアリだと思います。

どんな特性にも、メリット・デメリットがあります。

うまくそれを利用して、あなたの人生がよりうまく運ぶように考えてみましょう。

一生にわたって「ネガティブな部分を矯正するだけの人生」は面白くありません。
死ぬ前に「普通の人」になったとしても、しょうがないのです。

ぜひ、今の自分が持っているものを、武器として使って生きていってみてください。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)