妊産婦の最大の死因は「自殺」!名古屋心療内科マンガ


妊産婦の最大の死因は「自殺」です。
もちろん、妊娠にまつわる病気や、出産にまつわる事故などのリスクはあるのですが、それ以上に恐ろしい原因は「自殺」なのです。
しかもその自殺、ここ数年にわたってトップとなっています。
そして特に上昇しているのが2020年から。
この年代といえば、もちろんコロナ禍です。
コロナ禍を思い出していただくとわかると思うのですが、
・仕事の状況の変化により、生活の困窮
・人とあえなくなることにより、さびしさを感じる人の増加
・イベントなどが中止になることにより、楽しみが減る
・コロナそのものによる不安
などなど、多くの方の精神状態が、非常に悪化した状況でした。
それはもちろん妊産婦の方に大きな影響を与え、このような状態になったと考えられます。
ちなみに最近、妊娠後うつになった女性が、自分の子供を…というニュースもありました。
もちろん、うつだからといってその行為が許されるわけではありませんが、ただ、うつが精神状況や行動を不安定にさせるのは事実ではないかと思います。
何にせよ自殺ふくめて、妊産婦は心が不安定になりやすい状態。
思い当たる方は、早めにメンタル受診をするのがオススメです。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)