金はレジャーに使うと幸せになる!~名古屋心療内科マンガ

ジョージタウン大学の心理学者トーマス・デレイアは、50歳以上の人を対象にして、
「レジャーにお金を使ってる人ほど人生満足度がアップする」
ということを発見しました。

お金の使い道は多々ありますが、
・ただ貯金する
・高級なモノを所有する
などの使い道よりも、「自分の楽しい体験のためにお金を使う」ということが、何より良い、ということがわかったわけです。

そもそも人間が老いたあとに残る、重要なものは「経験」です。

逆にどれだけ貯金をしても
「あぁ、銀行口座に○円あるなぁ」
なんていい思い出になることはほとんどありません。

また「あぁ、豪邸を所有しているなぁ」とか「高い宝石を持っているなぁ」なんて思うこともほとんどありません。

もちろん「この豪邸に家族と住むことができていい思い出だった」とか「あの宝石をプレゼントしたら、彼女がすごく喜んでくれた」
ならいい思い出になるかもしれません。
ただそれはすなわち「人との経験」になります。

お金を使うなら、とにかく「経験」に。
さらにそれが、自分にとって楽しいものだったり、誰かと素晴らしい時間を過ごせるようなものだったらベスト、ということになります。

そうなると、たとえば「旅行」とか「イベント参加」というのは、非常に良いお金の使い方ではないかな、と思います。

とはいえ、まぁ、当然ですが、「そのためのお金がないんじゃあああ!」という人もいると思います。

実際に万博のお客さんの半数近くが50代以上、というニュースもありました。

やはりお金がある程度ないと、体験にすら使いにくいのだと思います。

とはいえ「高いお金を払えば、比例していい思い出が増える」というわけでもありません。
たとえお金が少なくても、若いうちにしかできない体験、というのはたくさんあるはずです。
お金の額に関係なく、とにかく「体験を買う」ということに投資してみるのは、大切なことではないかなーと思っています。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)