とにかく感謝で心が良くなる!名古屋心療内科マンガ

カリフォルニア大学の心理学者、エモンズ博士は192人の学生に日記を書かせました。

その際に

1「何でもいいから、何か一つ感謝できることを見つけて書きなさい」
2「何でもいいから、イヤだと思ったことを書きなさい」
3「ただ毎日おきたできごとを書きなさい」

としました。

すると10週間後、1は明らかに体の調子が良くなりました。
さらに運動時間も増え、また活動的になり、人間関係の問題も大きく改善していました。

すなわち重要なのは、とにかく「感謝」を意識するべし、ということ。

実際に
「あのときにあんなイヤなことを言われた…!」
「どうして自分はあんな行動をしたんだ…!」
「あいつだけは許せない…!」
という気持ちを常に抱えていると、まさに心の中で「毒」を発生させているようなもので、
調子もどんどん悪化してしまいます。

逆に何でもいいので「感謝」の気持ちを持つことは、逆に心の中で「薬」や「栄養」を発生させているようなもの。

自分自身の気持ちを前向きにさせ、体も活力的にさせてくれます。

とはいえ
「いやいや、感謝することなんて何もないわ!」
みたいに思う人もいるかもしれません。

いえ、本当に小さなことでも構いません。

「今日も生きられてありがとう!」
「ご飯作ってくれるお店の人、ありがとう!」
「こうして着てる服を作ってくれた人、ありがとう!」

などなど、たとえば周囲のインフラすべてに「提供してくれた人」がいるわけで、それに感謝してみるのがアリではないでしょうか。

まったくもって何も対象が思いつかなければ、ただただ「ありがとう!」を、理由もなく心のなかで繰り返すだけでもOKです。

 

感謝は、他人にたいしても、タダであげられるプレゼントです。
感謝をしまくれば、みんなが「おっ! じゃあまた今度、何かをしてあげよう!」と思ってくれるはずです。
生み出さないだけソンです。

何より自分自身をセルフで癒やすことになるので、ぜひぜひおぼえてきましょう。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)