人が悩むのは「ヒマだから!」ズボン理論~名古屋心療内科マンガ



人間が悩むのは「ヒマだから」です。
逆に何かに夢中になっていれば、悩みを思い出すこともありません。
ゲームを夢中でプレイしている人が「あの時にああすれば…」なんて悩むことはないでしょう。
もしそう悩んでいるとするなら、ゲームが退屈だ、ということです。
または崖っぷちで落ちそうになっていたり、突然の通り魔から逃げている最中の人が
「過去の失敗が…」
「フラれたときの行動が…」
なんて思うこともありません。
結局人間、何かに取り組んでいれば、悩むヒマもなくなるのです。
そして重要なことなのですが、「悩みが完全にゼロの人」なんていません。
悩んでいない人は、ただ単に今の行動で「忘れている」だけ。
その人がヒマになったら、また悩みにとらわれてしまいます。
よってもしあなたが「過去のあの行動のせいで…」と思っていたとして、その過去をもし変えられたとしても、今度は別のことでグダグダ悩んでしまうだけ。
結局スタートとして「何もしていないこと」こそが問題だったのです。
よって小さなことでもいいので、今やるべきことをやってみてください。
それこそ五分程度の時間を区切って「今から五分で歯磨きをする!」とかでも構いません。
「五分でこの本を2ページ読む!」などでもOKです。
時間を決めてミッションに取り組めば、どんな内容であっても、他のことを考えるスキが生まれにくくなります。
ぜひ! 試してみていただければ幸いです。
今回の話、あなたが悩んだときに少しでも参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)