強制収容所でも、うつにならなかった話。名古屋心療内科マンガ











いかがでしたでしょうか。
強制収容所。
普通に考えたら、地獄のような場所のはずです。
食事も水も満足に与えられず、強制労働をさせられ、さらに兵士の気まぐれで暴力を振るわれたり、時に殺されたりする。
そうでなくても、どこかでガス室に送り込まれてしまう可能性だってあります。
もし今の我々がここに入れられることになったら…
大半の人が、生存をあきらめてしまうのではないでしょうか。
しかしこの人物は、あきらめませんでした。
常に「どうしたら生き延びられるだろう?」と考え、そのための答えを常に探していました。
大切なのは、自分への「問いかけ」です。
質問の時点ですべてが決まるといっても過言ではありません。
強制収容所でなくても、たとえば
「どうしたら成功できるだろう?」
「お金持ちになるには?」
「好きな人を見つけるには?」
「幸せになるには、どうしたら?」
そんな、自分にとってポジティブな結果になるための問いを行うことによって、いつか必ず、答えは見つかります。
また答えを探す過程が、あなたの気持ちを前向きにさせてくれます。
逆に
「なんで自分は不幸なんだ?」
「どうしてあのとき、失敗したんだ?」
「なぜオレはこんな人生を生きてるんだ?」
などネガティブな問いかけばかり繰り返していると、決して有意義な答えは見つかりません。
それどころか、その答えを探す時間そのものが、不幸の塊になってしまいます。
大切なのは、「いい問い」をすること。
質問だけです。
たった一つ、問いかけるだけです。
そこから、すべてが変わっていくんですよ。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
そしてこちらのマンガは、この単行本からです!
さまざまな「うつになる」話が出てきますので、ぜひぜひお読みいただければ幸いです!
