サッカーやボクシングで認知症になる!? 名古屋心療内科マンガ

サッカー選手は認知症になりやすい、という調査があります。

これは「ヘディング」が一番の原因とされています。

ヘディングで脳への衝撃を繰り返していると、それが積み重なって、認知症になってしまう、というわけです。

実際、キーパーだけはそのリスクが少ないという結果もあるので、サッカーという運動そのものというより、ヘディングの有無こそが最大の要因、と考えられます。

またマンガにもあるように、これはサッカーだけでなく、頭へのダメージがある格闘技などでも言えます。
実際に「ボクサー認知症」という言葉もあり、ボクシングも脳にたいしては危険だと考えられます。

古くは「あしたのジョー」という名作マンガがありますが、その中に「カーロス・リベラ」という選手が出ており、彼はボクシングのダメージにより、認知症のような状態になってしまっていました。

あそこまで劇的ではないにしても、多かれ少なかれ、格闘技は危険な部分があるのかもしれません。

もちろん、脳へのダメージに限らず、体全体にたいして色々と支障はあることでしょう。

ですのであなたや周囲の人が、「サッカー選手や格闘技の選手になりたい!」という時、一応この危険について知っていただくことが重要かと思います。

もちろん、それでも目指したい! というのであれば、全力で頑張ってほしいと思っています。
(間違いなく、多くの人がそこまでの危険を認識しないまま目指している気がします)

また認知症改善のために一番いいことは「多くの人と関わって、人間関係を保つ」ことです。

そう考えると、サッカーはチームプレイなので、人間関係も保たれて、結局はプラマイ0なのかもしれません。

………フォローに成功したのか失敗したのかわからなくなりつつも、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)