「信じる」のは危険!ヘビとサソリの話~名古屋心療内科マンガ






ヘビとサソリの話。
いかがでしたでしょうか。
ヘビは噛むものですし、サソリは刺すものです。
にも関わらず、ヘビにたいして「噛まないって信じてたのに!」とか
サソリにたいして「刺さないって信じてたのに!」と思ってもムダです。
すなわち誰かに裏切られたと感じたときに、
「信じていた」という言葉で相手を責めても、何も意味がありません。
もう「そういうもの」という前提のもとで行動したり、一緒にいたりしなくてはいけないのです。
いえ「信じるな」というワケではないのです。
ただ、もし相手がネガティブな行動をしたとしても大丈夫なように付き合っていくべき、という話です。
よく恋愛において「この相手にフラれたらもうダメだ」みたいな人がいますが、そうではなく、
他にも仕事や趣味を持ったりして、フラれても大丈夫なように生活をしていくことが大切。
そうすれば実際にフラれたとしても大丈夫ですし、またその自信によって、相手からも惚れられ、より関係も長続きします。
崖っぷち、というのはあらゆる意味で危険なのですね。
まずはとにかく「保険」をかけておくこと。
それはあなたの人生に必ず余裕とパワーを与えてくれるはずですよ。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)