味覚は胃腸に存在しない!ダイエットの究極秘技!名古屋心療内科マンガ





味覚は、胃には存在しません。
言うまでもなく、味覚が存在するのは「口」だけです。
あなたがどんなに何かを食べても、おいしいのは口だけ。
すなわち胃腸に入った食べ物は、間違っても味わうことはできません。
食べ物を食べる目的は?
もちろん「栄養を補給する」という目的もあるかもしれません。
しかし大半は「おいしいから」食べるはずです。
ではなぜ大半の人は、たくさんの食べ物を、ほとんど噛まず、味わわず、すぐにゴクンと飲み込んでしまうのでしょうか。
大量に食べすぎてしまった場合、ほぼ味わうことはできず、それでいて胃腸に入ったあとに、「胃もたれ」の原因になったり、また言うまでもなく「脂肪」になってしまいます。
それでいて得られる喜びが、口での少量の食事の味わいのみ…となると、なんだかソンしている気になりませんでしょうか。
いえ、「オレは喉越しで味わってるんだ!」という人もいるかもしれません。
ただそれも、広い意味では同じです。
ノドもふくめて味覚を感じているとしても、やはり通り過ぎた「あと」は、何も味わえません。
ですので、とにかくゴクゴクっと飲み込むように食べている人は要注意。
まずは「味わう」ことを心がけましょう。
これって「飲み物」についても同じではないかと思います。
よく清涼飲料水が問題になりますが、あれもやはり、大半の人が「ゴクゴクゴクっ!」とすごい勢いで飲んでしまいます。
するとやはり、味わう「口」は一瞬で通り過ぎてしまいます。
それでいて、胃腸に入ると、大量の砂糖が、最終的には体脂肪に化けていきます。
これもやはり、得られるメリットに比して、デメリットが大きすぎるのではないかと思うのです。
くわえて一瞬で口を通過する分、さらにメリットが少ないんじゃないかと。
よって何かを飲んだり食べたりするときは、なるべく「小さな口」で、「じっくり味わって」食べるようにしましょう。
これは人生でも同じですね。
色々なイベントをとにかくこなしちまえー!と考えるのではなく、その瞬間その瞬間を味わってみましょう。
たとえ代わり映えのしない日々であったとしても、より楽しく感じられるはずです。
めちゃくちゃ自分自身にも言い聞かせながら、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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