最大の後悔は「やらなかったこと」という話。名古屋心療内科マンガ



A「お土産を買わなければよかったという後悔」
B「お土産を買っておけばよかったという後悔」
この二つについて後悔の度合いを調査したところ、
B「お土産を買っておけばよかったという後悔」
という後悔のほうが、ずっとずっと強い、ということが分かりました。
これは人生全般でも言えます。
たとえば好きな人をデートに誘いたい!と思ったとして。
何とか、それを実行できたとします。
ここで、うまく行けばとてもとても嬉しいと思います。
ただ、もし断られたとしても…。
それでも「あぁ、行動したら断られた」という結末が明確になるので、たとえ後悔しても、そこまで大きなものではありません。
それどころか、行動したことで自信をもって、次の恋愛に前向きに進むことだってできます。
しかし、気持ちを飲み込んで、誘えなかった場合、悲惨です。
「あぁ、あのときに誘っていたら、こんな未来が待っていたかも…」
「いや待てよ、でも失敗していたかも…」
「いや、こんな誘い方をしていたら、もしかして…」
なんて、あらゆる可能性を考えて、エンドレスに悔やみ、悩み続けてしまいます。
ある意味、結末が分からないミステリーを読んで、中途半端にやめてしまったのに近いです。
その後、オチが気になり続けて生きていかなければいけまつせん。
すなわち、どんなにヘタなやり方であったとしても「実行する」ほうが、ずっとずっと良いのです。
人間、生きているかぎりたくさんの後悔が襲ってきます。
たとえ大切な行動をするのを避けても、結局「何もしなかった」という後悔に悩むことになるのです。
であれば、少しでもいいので、思った方向に進んでみてくださいね。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
(完)