有名人のネガティブニュースにおけるファンの定義。名古屋心療内科マンガ

よく有名人の発言や行動が、ネガティブな意味でニュースになったりすることがあります。

そしてそのたびに
「ファンだったのにもうやめます!」
みたいな発言をする人がたくさん出ます。

しかしこれ、自分に言わせれば、
「お前それ、もとからそこまでファンじゃなかっただろ」と。

ある意味、何かCMなどで叩かれた際の、不買運動と構造が一緒です。

「もう買うのやめます」
「もうファンやめます」

しかしここで心理学では「ロミオとジュリエット効果」というものがあります。

かのシェイクスピアの書いた、ロミオとジュリエットという話を知らない人はいないでしょう。いや、ちょっとはいそう。

ロミオとジュリエットという愛し合った二人が、親の反対にあって、より強く愛し合ってしまい、なんやかんやあってふたりとも死んでしまう…という結末です。

このように「禁じられれば禁じられるほど、愛が燃え上がる」ことを、ロミオとジュリエット効果というのです。

すなわちネガティブなニュースが出たくらいで嫌いになったり愛が冷めてしまうのは、そこまでのファンではなかった、ということ。
そもそも本気で好きだったりすれば、ネガティブな情報によって「より好き」になってしまうものなのです。

特に「他のファンが離れるのなら、自分だけがファンになれる!」なんて嬉しく思ってしまうことだってありえます。

何にせよ、このSNSが大発達している今の時代、ポジティブもネガティブも、色々な意見が存在します。

重要なのは、他の人の意見に流されず、自分だけの愛を抱き、持ち続けていくことなのかもしれません。

キレイな結論になったのか分からなくなりつつも、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)