「他人に心を閉ざしていると…!?」という話~名古屋心療内科マンガ

デューク大学の調査で、多くの中年男性にたいして
「あなたは他人が信用できますか?」
と聞きました。
すると「信用できる」と答えた人は「信用できない」という人に比べて、生存率が大きく高くなりました。
とはいえ、これはもちろん、色々な方向の因果が考えられます。
健康に悪い生活をしており、体がボロボロになってくると、気持ちも閉ざされ、「人を信用できない」と考えている可能性もありえます。
また今まで他人にダマされることが多い人は、お金が少なくなり、結果的に生活も不健康になっている、という可能性もありえます。
ただ逆に、
「他人を信用できて、人にたいして心をひらいていることが多い」
人は、周囲からも同じように信用され、愛され、結果的に友人や家族関係が充実して、安定した生活を送ることができて、最終的に健康的に長生きできる…
と考えることもできます。
どの原因と結果が正しいかは分かりませんが、ただ「人を信用できる!」と前向きに考えている人が、周囲から同じように愛されていくことは、否定できない事実なのではないか、と考えます。
そもそも人への気持ちは、そのまま自分に向かっていきます。
「他人は信用できない!」という人は、同様に「自分も信用できない」と思ってしまうことも多々ありえます。
そしてそう思ってしまうと、どんどん気持ちも落ち込んでしまいます。
よってまず、他人にたいしてネガティブに接するのを控えて、少しずつポジティブな面も見つけてみるのがオススメ。
「この人はこういうところがいい!」
「この人のこんなところが好き!」
そんな風に考えて、少しでも前向きな人間関係を作ってみましょう。
それだけでも関係は良くなりますし、またあなた自身も愛されていくはずです。
小さなことから、ぜひ始めてみていただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)