人生最大の失敗は「何も失敗なんてしていなかった」と気づかないまま死ぬこと。~名古屋心療内科マンガ




実際にあなたも、今までの人生において
「あの選択が悪かった」
「あのとき、あんなことをしなければ…!」
と後悔することは多いのではないでしょうか。
しかし「幸福論」を記した哲学者アラン先生はこう述べています。
「人生には、間違った選択肢も、悪い選択肢も存在しない」。
もちろん「いやいや、そんなことないよ! アレは間違っていたもの!」という反論をしたくなることでしょう。
しかし、です。
もしそれが本当に「間違っていた」と考えたからといってどうなるのでしょうか。
いかに後悔しても、何も得られることはなく、ただ後悔するだけで自分を責めてしまい、さらに時間がどんどん過ぎ去ってしまいます。
もちろん「いや、反省のためにやってるんだ」と思うこともあるかもしれませんが、たいていの場合、何度も何度も自分を責めるだけ。反省というより、マゾヒスティックに自分を叩いているだけです。
よってアラン先生は「それは間違っていなかった」と考えて、今できることを全力で行動するべき、と述べているのです。
そもそも世の中に「一つの間違いもなく生きられている人」なんて存在しません。
にもかかわらず「間違いがなく生きたかった」と思うのは、ある意味、「光合成をして生きたい」とか「水の中で無呼吸で生きたい」とか願うのと一緒。人間にできないことをひたすら妄想して、人生をムダにしているのと変わりありません。
後悔するのは、もうやめましょう。
といっても、「OK! じゃあすぐやめる!」と思える人は少ないかもしれません。
こんなときに大切なのは、後悔したい気持ちに「後悔くん」と名前をつけて、心に中にその存在を認めてあげること。
それだけでリラックスして過ごすことができます。
いい意味でネガティブな気持ちに浸らなくなるので、ぜひぜひ試してみていただければ幸いです。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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よろしければぜひー!
