男性もマタニティブルーになる!~名古屋心療内科マンガ

女性が妊娠・出産前後でメンタル的に不安定になることを「マタニティブルー」と呼びますが、
実はそれ、女性だけでなく、パートナーである男性にも起こりえます。

女性はもちろん妊娠がプレッシャーになるものですが、男性にとっても、子供ができることで不安が生じますので、同じくブルーになってしまうわけですね。

ですのでもしあなたが男性で、パートナーの妊娠・出産前後で「なんか調子が悪い」ということがあれば、思い出していただければ幸いです。

とはいえ、マタニティブルーは、男女ともに、そこまで長期的には続かないとされています。

せいぜい一ヶ月以内に改善し、あとは何事もなかったかのようにもとに戻ります。

もしもそれ以降も、何ヶ月にもわたって気持ちが落ち込んだり、眠れなかったり…ということがあれば、それはマタニティブルーというより「妊娠後うつ病」の可能性も高いので、その場合はメンタルクリニック受診を考えてみていただければ幸いです。

何にせよ、人間は「自分ひとりだけ苦しい」と思うと、どんどん気持ちが落ちてしまいます。

「これはパートナーも同じく大変なんだ」とか
「これは世の中の妊婦のうち多くが同じ悩みを抱えているんだ」
と思うと、少しだけ気持ちがラクになるかもしれません。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)