勉強ができる人は他人を攻撃しない!? 名古屋心療内科マンガ

ネットでは様々な差別や攻撃、さらには誹謗中傷が行われています。
ここで心理学者であるキンバリー・クロスらの調査によって
「ランクが高い学校に入っている人は、ランクが低い学校に入っている人にくらべて弱者の存在にたいして寛容的で、差別的ではない」
ということが分かりました。
実際、学歴が高く、勉強に熱心に取り組んできた人は、色々な知識が増えることによって、他者にたいして寛容になりやすいのかもしれません。
逆にあまり勉強をしてこず、学歴が低くなってしまうと、それによりコンプレックスも強くなってしまい、他人にたいして攻撃的だったり差別的になったりする可能性がある、とも考えられます。
ジャイアンに攻撃されたスネ夫がのび太を攻撃するように、自分が受けたストレスを、他者にたいして発することで、気持ちのバランスを取ろうとしている可能性があるわけですね。
逆に勉強ができて、社会的に成功していれば、そこまで他者を攻撃する必要がなくなります。
実際に名誉毀損で開示請求をしてみたら、相手がすごく社会的に成功していた、という話はあまり聞きません。
逆に仕事をしていなかったり、生活がうまく行っていなかったり…そういう人ばかり出てくる、という話はそこかしこで聞きます。
ただ当然ですが、他者を差別したり攻撃したりしても、一瞬の安らぎにしかなりません。
いえそれどころか、気持ちがネガティブに引きずり込まれてしまい、生活がさらにうまく行かなくなってしまうリスクもあります。
攻撃したい気持ちに一瞬ストップをかけて、目の前のことに集中してみる、というのが良いのではないでしょうか。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)